東京女子医科大学マタニティクラス1回目
3回行われるマタニティクラスの1回目に参加してきました。
初回は妊娠中の注意点や赤ちゃんの様子など。
1~9か月までの等身大・重量の赤ちゃんの手作り人形があり、現在の赤ちゃんの大きさや重さを実感することができました。
体重の増加についてはやはり気を付けなくてはいけないみたいで、推奨としては週0.5kg増ということなので、1ヶ月で2kg。ただ、5ヶ月目ですでに2kg増えてしまったので、このまま毎月2kgのペースだと10kg増。増えすぎです。
最近の食欲旺盛な状態が続くとまずい… 看護師さんのお話しでは、産後の体力維持のためにもエクササイズを推奨していました。マタニティピラティスに行きたいのですが、
どのヨガ・ピラティススタジオのマタニティクラスがだいたい平日の昼間で行くことができません…
次回のマタニティクラスは赤ちゃんの沐浴、おむつかえなど実践的な内容みたいです!
妊娠糖尿病? ブドウ糖負荷検査 75g
前回の血液検査で尿糖値が高く妊娠糖尿病の可能性がある…ということでブドウ糖負荷検査というものを受けることになりました。
私の家系は母親の家系、母親・祖母が糖尿病。40歳に近づきいよいよ気を付けなければいけません。
朝ごはん抜きで寒い朝、病院へ向かいます。
8時30分から受付開始。
まずは空腹状態で採血。5分ほどで結果が出てから甘い炭酸水を飲みます。
300mlはありそうで結構な量… これを頑張って飲み干したら1時間後と2時間後の2回採血します。
10分前には採血エリアへ。座れないほど混んでいます… 無事に2回の採血を終えて次は先生との診察。
不可検査の結果は問題なく一安心。ただ27週頃にもう一度この検査を受けることになりました。
お会計を終えたらちょうどお昼でした。
妊娠中の海外旅行保険
年末年始にフランスへ行くにあたり、もしもの事を考えて海外旅行保険に加入しました。
t@abihoから妊娠中でも加入できる「妊娠初期の症状に対する保険金支払責任の変更に関する特約」が付いた保険を選びました。
旅行期間中に発生した妊娠初期の異常により医師の治療を開始した場合は支払いの対象となるのでまだ悪阻が収まらないうちに海外に行く方にはお勧めです。
ただし、子宮外妊娠や妊娠満22週以後に発生したものは除外されます。
2週間の滞在で保険料は5000円程度。結局、元旦に具合が悪くなり病院に行くことになった為、タクシー代や薬代金も含めて300ユーロ程度かかりましたが、全額保険で補填していただくことができました!
マタニティマーク
マタニティマークをつけて電車に乗るようになって、自分も妊娠する前はマタニティマークにそれほど気を配っていたわけではなかったなぁ、と反省。
3か月間悪阻がひどい時期に通勤時に優先席付近に立っていましたが、席を譲っていただいたのは3回。そのうち2人は女性(比較的若い年齢の方)でした。
マークが見えていなかったのかもしれないですが。サラリーマン風の男性(もしかしたら体の不自由な方だったのかも知れないですが…)はほぼ見て見ぬふりでした。
悪阻が落ち着いた今は席を譲ってもらおうとは思わないですが、混んでいる電車で乱暴に押されたりしないようにマークはつけています。ただ今後お腹が大きくなってきたら重くて座りたいと思うかもしれない。だけど妊婦が優先席に立つことが「譲ってくれ」アピールになるようでなんだか気が引ける… こんな風に思う事自体がおかしいのかもしれないけれど。
ただ、やはりその人の立場に立ってみないとわからない。わかったつもりでいた優先席に対する意識が変わりました。
デカフェイン紅茶
妊娠してからカフェインの摂取を控えて、というよりは止めています。
ただ、チョコレートはココアにも含まれているみたいなので、厳密にはやめているわけではないですが、特に珈琲、紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲料はデカフェに切り替えました。
ただデカフェ紅茶の場合、デカフェの工程は大きく3種類、「水抽出」「超臨界二酸化炭素抽出」「有機溶媒抽出」があり、「有機溶媒抽出」というのは化学薬品を使ってカフェインを抜く方法で、
カフェインを抜く際に使用される化学薬品で「ジクロロメタン」とい薬品が多く使用されているそうです。日本では「ジクロロメタン」でのカフェイン抽出は禁じられているそうなので、デカフェ紅茶を選ぶ際には抽出方法にも気を付けないといけないです。
最近のデカフェブームで選べる種類も多くて助かります。
TWININGS、AHMED TEA、やさしいデカフェ紅茶の3つは「超臨界二酸化炭素抽出法」でカフェインを抽出しているので安心です。
妊娠中でも飲めるお薬:頭痛、吐き気、胃もたれ用
ひどい吐き気と頭痛でフランスの病院で点滴を受けた際に、市販薬の処方箋3種をいただきました。
できるだけ薬は飲みたくないですが、仕事中やどうしても辛いとき用に携帯しています。
いつ具合が悪くなるかもわからないですし、突発的な吐き気や頭痛にいざという時に薬がある…!というだけで落ち着きます。お守りとして持ち歩いています。
鎮痛剤:Doliprane(ドリプラン):
パラセタモール(日本ではアセトアミノフェン)の解熱・鎮痛剤。フランスでは子供用のお薬として有名みたいですが、妊婦さんも服用できるお薬。日本の病院で処方してもらったカロナールとほぼ同じです。ドリプランは細粒、錠剤、下剤とタイプもいろいろ。頭痛で頭が割れそう・・・というときに下剤(1000mg)が一番効きました。錠剤は500mg/1000mgの2種類あり。
日本で処方されたカロナール錠は200mgを1回2錠、1日3回まで、ということなので、一日最大1200mgまでは服用OKということみたいです。
胃のむかつき: GAVISCON: suspension buvable en sachet
アルギン酸ナトリウム500mg/炭酸水素ナトリウム267mg配合の妊婦さんでも飲める胃のむかつき、もたれ用のお薬。小分けパックになっていて、ドロッとした歯磨き粉味の液体をそのまま飲みます。マズイので水で一気に流し込みます。胃がもたれて眠れないときに。
吐き気止め(制吐剤): Primperan 10mg
止まらない吐き気に処方された、メトクロプラミド配合の吐き気や嘔吐を防ぐためのお薬。
ただこれは重度の悪阻による吐き気に処方されるお薬らしく、ちょっと気持ち悪いな、程度での服用はよくないみたいです。一日中吐き気がおわまらず、水も取れない状況の時にのみ服用します。
この他にも、ヴィックスベポラップみたいなスースーするクリームを胃のあたりに塗るとか、生姜のサプリがいいとと聞いて試してみましたが、効果はまあまあ。
ただお薬をどうしても飲みたくない、という人にはいいかもしれません。
2017年度確定申告の準備:不妊治療にかかった費用を医療費控除
そろそろ確定申告の準備をしないと…と溜まっていた領収書の整理を始めました。
今年から、医療費控除の申請には、医療費控除を受ける際に領収書ではなく、「医療費控除の
明細書」が必要。と変更になりました。
今まで膨大な領収書を添付していたのですが、今後は明細書のみで領収書の添付は不要だそうです。
※ただ領収書は5年間は保存しておかなければなりません。
もしくは健康保険組合等が発行する「医療費のお知らせ」が、明細書代わりになるそうなのですが、不妊治療などの保険適用外の治療は医療費のお知らせには入ってこないので私の場合これは使えなさそう。
明細書は手書きのPDFフォーマットが国税局から配布されていますが、何しろ件数が多いのでエクセルのフォームに入力して出力することにしました。
ざっくり2017年分の計算が終わってみると…
京野アートクリニック:2,321,860円
加藤レディースクリニック: 285,046円
不妊治療だけで2017年度は260万円ほど支払っていました…!
その他にも漢方、不妊鍼灸、サプリメント…と妊娠のために支払ったもろもろのお金を合わせると300万円はかかっていると思います。
前年の2016年でも不妊治療に140万円ほどのかかっていますから子供を授かるためにこんなにもお金がかかったなんて…と唖然としました。
妊娠してからは補助金がでて検診が無料だったり、出産一時金、育児休暇など制度がいろいろとありますが、子供を授かるまでは本当に国の援助はないに等しいです。
子供を持つことが贅沢だ、といわれる所以もうなずけますし、不妊治療を経て生まれてくる子供が今や3人に1人にもかかわらずこの手薄さでは赤ちゃんが増えるわけないですね…。